技育CAMPでブロックチェーンアプリケーション開発入門の講義を行いました

GMOペパボ株式会社、デベロッパーエキスパートの黒瀧と申します。
先月、技育CAMPにて「ブロックチェーンアプリケーション開発入門」というタイトルで講義を行いました。

登壇内容はこちら

Web3の歴史と実際のサービスでの応用について

1990年代のWeb1の時代から現在のWeb3の時代までを振り返り、それぞれのアーキテクチャの基盤となる技術やコミュニケーションの方法を解説しました。Web2.5として、ブロックチェーンネットワークと既存のシステムが共存する形のSUZURIのNFTを利用したグッズ作成の事例も紹介しました。

NFTオリジナルグッズ販売の流れ (SUZURI)

ブロックチェーンとスマートコントラクト

Ethereumブロックチェーンを中心に、ブロックチェーンについて解説しました。スマートコントラクトやブロックチェーンネットワークの種類、ユースケースなどを取り上げました。アイデンティティに関しては、DID(Decentralized Identifier)として、個人がIDを管理し、必要な情報を適切な範囲で共有できる仕組みを説明しました。さらに、卒業証明のOpenCerts (https://www.opencerts.io/) のような取り組みも取り上げました。

Ethereumのユースケースの紹介

最後に、SolidityとSolidity Compilerの仕組みを解説し、今後の学習リソースとしての環境や書籍を紹介しました。取り上げた資料(一部)は以下の通りです。

    最後に

    参加者の皆様から多くの質問をいただき、あっという間の60分でした。
    Web3に関する取り組みはまだ発展途上ですが、将来的に私たちの生活に密接に関わるテクノロジーとなるでしょう。今回の講義が参加者の皆様の学びのきっかけになれば幸いです。
    ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

    ブログの著者欄

    黒瀧 悠太

    GMOペパボ株式会社

    オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」のシニアエンジニアリングリード、2012年4月GMOペパボ株式会社入社。ウェアラブルデバイスやブロックチェーン技術に関する研究開発を行う。趣味は音楽鑑賞、ドラム演奏。

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