GMOインターネットの稲守です。いつもGMO Developersをご覧いただきありがとうございます。本サイトは昨年おおきくリニューアルし1年が経過しました。ひとえにご覧いただいている皆さんのおかげです。改めてお礼申し上げます。今日は開発者を一人でも多く増やすために行っている技術研修制度や技術広報、技術政策などの取り組みについてご紹介したいと思います。
我々の取り組みについて
我々は自社でビジネスを興す事業会社であり、自分たちでそのプロダクトを作るテックカンパニーでもあります。よく新規事業(スタートアップ)を成功させる要素として、3つのHが語られることが多いと思います。
Hipster:流行を読み、表現するデザイナーHacker:技術的課題をクリアし、機能を作るエンジニアHustler:ビジネスと顧客をつなげ、市場に届けるビジネスマン
各職能については多くの記事で言及されているので割愛しますが、デザイン思考の重要性が語られ始め10年近くが経過し、ブロックチェーンによって生まれたNFTやWeb3など新しい価値のほか、深層学習/機械学習によって生まれた新世代のAIとデータサイエンス。これらHipster、Hackerによって生み出された新しい価値をHustlerが市場に届ける構図になっているのかなと理解しています。(もちろんHustlerが新しい着想を生み出しているシーンもあると思います)
ですのでテクノロジーカンパニーである私たちは源泉である作る人(Hipster、Hacker)をもっともっと強化する必要があるし、仲間も増やしています。
具体的に行っているアクションとして直接的なものであれば採用や研修育成。また未来の種を育てる活動として学生向けのプログラミング教育やインターンシップなどの取り組みがあります。
未来を育てる取り組み
・プログラミング教育2019年からKidsVALLEY、GMOデジキッズといった小中学生向けのプログラミング教育の取り組みを開始しています。直近では文部科学省が行う「令和3年度 青少年の体験活動推進企業表彰」において本取り組みが表彰いただき、チームメンバーの努力が公に認めて頂ける形となり大変嬉しく思っています。
参考URL https://www.gmo.jp/news/article/7667/
・インターンシップ8年ほど前からインターンシップを開始しており、近年では多くのIT/WEB業界を志す学生の皆さんにご参加いただいています。20年、21年とリモートでの開催をしてきましたが、今年こそは当社の新オフィスで開催したいなとチームメンバー全員が息巻いています。
参考URL https://recruit.gmo.jp/engineer/jisedai/internship/
技術研修制度
この時期は入社式が行われる記念すべきシーズンです。当社グループにも130名超の新しい仲間が入社してくれると聞いています。新卒で入社いただいた皆さんには総合研修の後、技術研修であるGMOテクノロジーブートキャンプ(以降、GTB)に参加いただきます。
今年の概要やカリキュラムなどについては前回の記事を参照くださいhttps://developers.gmo.jp/14618/
今年はKnown Unknown「知らないことを知っている」をテーマに情報のインデックス化を目指しカリキュラムをアップデートしています。先日に新卒の皆さんへ対し技術アンケートを実施しました。現在は事務局内で回収したアンケート結果を元に回答内容を数値化し、最適なチーム分けを行っています。平らな言葉で言えばこれもAI化の一環と言えるのかもしれません。
また今年のカリキュラム予定は上記URLの記事で公開済ですので、SNSなどで「このカリキュラムのドキュメントが見たい」などリクエストをいただけると嬉しいです。
最後に
文中でも紹介した若い力を育てる活動の一環として、当社では学生に向けた夏期インターンシップを毎年行っております。今年はさらに規模を拡大して開催することを決めました。データサイエンスコース、ブロックチェーンコース、Webエンジニアリングコースと3つのコースを用意しています。詳しくはインターンシップのページでご確認ください。
https://recruit.gmo.jp/engineer/jisedai/internship/
「天才が天才を育てる」そういった世界を我々も作りたいと思い、この活動を引き続き行っていきます。最後までご覧いただきありがとうございました。