[開催レポート]サマーインターン2022 at GMO kitaQ

こんにちは。GMOインターネットグループ株式会社の村上です。

今回はコロナ禍になって以来、初のオフラインでのインターンを開催しました。
場所はGMOインターネットグループ株式会社 北九州オフィス(GMO kitaQ)で行いました。新しいオフィスで初のインターンだったので、例年よりパワーアップして開催した内容をレポートします。

はじめに

各コースと日程

例年だと各コース毎に5DAYSを1回ずつ、計3週間という日程で行っていました。今年は例年よりパワーアップし、5DAYSを5回、1DAYを2回の計7回実施しました。
参加学生数も例年だと各コース5~6名だったのですが、全体で100名を超える学生さんたちに参加いただきました。

開催場所

開催場所は福岡県北九州市小倉にある「GMO kitaQ」オフィスのyoursスペースを貸し切ってオフライン開催しました。5DAYSのコースに関しては交通費・宿泊費を全額負担し、全力でインターン取り組んでもらえるようにしました。

コンテンツ概要

Webアプリケーション開発コース

各チームで課題に対してユーザーストーリーを考え、開発を行っていくハッカソン型をコンセプトとしました。スクラッチからアプリケーションを開発し、実際に任意のWebサーバーにデプロイして公開してもらいました。

事前に上記の情報まで公開しておりここからが隠していた要素なのですが、各チームの考えたユーザーストーリーに沿ったアプリケーションを開発するのは、別にチームに行ってもらいました。普段の業務で開発するアプリケーションも、弊社では事業を考えるチームがいてそこの求めるものを作っていくやり方なので、より業務に近い形でのハッカソン型インターンとなりました。

また実際に開発に入る前にアイスブレイクの観点から、スクラムワークショップでピンポンゲームを実施しスクラムの改善ループの大切さを知ってもらいました。4日目にはその時点で出来上がってるところまでをユーザーストーリーを考えたチームにレビューし、その場で修正や追加機能の意見をもらってそれをアプリケーションに反映するというイベントを実施しました。

インフラコース

インフラエンジニアに関しては範囲が非常に広いため、5日間1セットで色々な分野に触れてもらうのがコンセプトです。合計6つのチームが日毎のテーマに対応して、普段触っているサービスの裏側を知ってもらいます。

それぞれ内容に関しては実務を元にしたもので構成しました。範囲が広くイメージがつきにくいインフラエンジニアがどういったことを行っているのか?が学べるものとなっています。
またテーブルごとのチームで課題に取り組んでもらうことで、実務と同じくチームで取り組むことを体験してもらいます。

1日目 物理的な裏側を知ろう

物理的なサーバーを準備し実際にパーツを取り付けて構築。
さらに商用サーバーにしかない管理機能に触れてもらいました。

2日目 ConoHaで使われている技術に触れよう

弊社の商材「ConoHa」の裏側で使われているAPIを現役エンジニアと一緒にレベル別に作成。
さらに大元の仮想化基盤の構築を実施しました。

3日目 異常に気付くための仕組みを考えよう

サービスの監視で異常があった時に何をするのか?をロールプレイで体験。
更に身近なゲームに監視設定をすることで実務ではどんなことをするかも体験しました。

4日目 顧客からの問い合わせに対応しよう

顧客から○○できないなどの問い合わせがあった場合の対応を体験。
チケットでの証跡を残すことや、顧客への上手な伝え方など実務を元に学びました。

5日目 外部からの攻撃に対処しよう

外部から様々な攻撃がある場合の対処を体験。
実際に攻撃を受けるとどういった影響があるのか、どうやって防ぐのかを学びました。

セキュリティコース

セキュリティに関しては、とりあえず興味があるという方も多いため軽く参加出来るオンラインの1dayインターンとがっつり参加出来るオフラインの5dayインターンの2パターンを開催しました。さらに、1dayインターンの中でも実際に私たちの業務を体験してもらうコースとセキュリティを初めて触る方向けのコースを別日で開催しました。

内容としては、やられサイトを使用した脆弱性診断体験やツールを使用したログ分析体験などの実業務に沿った内容に加えて、セキュリティのお仕事紹介やOSINT体験など初心者向けのコンテンツを開催し、セキュリティエンジニアの業務やその中で自分が興味あるものやセキュリティ意識の大切さを知っていただけるような内容にしました。

また、知識や技術だけでなく実際にインシデントが起こった時にどのような部署にどんな依頼するのかやインシデントの原因は何なのか情報を集めながら考察する模擬演習を実施し、インシデントが起こった時の動きを体験していただけるような内容にしました。

さいごに

全日程を終了しての感想になりますが、全てのコースで参加いただいた学生さんたちのレベルは非常に高く、全員が意欲的にインターンに取り組んでいただけてとてもよかったです。例年よりパワーアップして開催だったのでコンテンツの内容も刷新し、難易度もかなり上げたつもりでしたがそれでもしっかりとついてこれていました。

各コースの終了後に全員にアンケートを取らせていただいたのですが、全員が満足だったという回答をいただき準備した方としてもとても嬉しい結果となりました。また、インターンのメンターにもアンケートを取ったところ、学生さんたちから非常にモチベーションをもらえたという回答を多くもらいました。

これから就職活動のシーズンになり、みなさん将来に向けて頑張っていく時期になっていくと思いますが、今回のインターンで得られたことを活かし、しっかりと励んでいただければと思います。現在GMOインターネットグループでは新卒採用が始まっていますので、インターン参加できた学生さんやそうでない方も、興味を持っていただけたらぜひエントリーをお待ちしております。

GMOインターネットグループ 新卒採用

ブログの著者欄

村上 悠

GMOインターネットグループ株式会社

北九州で10年以上ソフトウェア開発に従事。2018年4月GMOインターネットグループ株式会社に転職。 アクセス事業のプロダクト開発を行う傍ら、プレイングマネージャーとしてチームマネジメントも行う。 地元への貢献として、アプリケーション開発者育成講座や小学校プログラミング教育にも携わる。

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