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イベント開催まであと6

[開催レポート]DevSecOpsThon 2024 at GMO kitaQ

GMOインターネットグループの村上です。
GMOインターネットグループは、4/27~4/29にDevSecOpsThon 2024 at GMO kitaQを開催しました。
イベント期間中の様子や、学生たちに取り組んでもらった課題をご紹介いたします。

イベント概要

  • 開催期間:4/27(土)~ 4/29(月)
  • 開催場所:GMOインターネットグループ 北九州オフィス(GMO kitaQ)
  • 対象:ITエンジニアを目指す学生
  • 主催:GMOインターネットグループ株式会社
  • 告知HP:https://developers.gmo.jp/kitaq/devsecopsthon2024/

DevSecOpsThonとは

「DevSecOpsThon」とは、【開発(development)】【セキュリティ(security)】【運用(operation)】の3つの要素を融合したDevSecOpsを学びながら、チームで協力して特定の課題に挑戦するコンテスト形式のハッカソンです。
今回は自作LLMを用いてAIチャットボットアプリの開発をメインに行っていただきます。
開発以外では、実際にインフラエンジニアの現場で起きてる日々のトラブルや運用保守に関わる課題に挑戦してもらったり、画像生成AIを使った特定画像の作成課題に挑戦してもらいます。

コンテンツ概要

課題ごとに得点があり、3日間を通じて総得点が最も高いチームが優勝となります。
なお、得点の加算方式は以下の2つです。
・クリアしたチームに一律の得点が加算されます。
・クリア順位に応じて異なる得点が加算されます(クリアが早いほど高得点)

キーノート

イベントのキーノートは弊社の成瀬に行ってもらいました。DevSecOpsThonではチームで課題に挑戦するため、今回のセッションは学生にとって非常に有益な情報になったのではないかと思います。 セッションの中では紙飛行機を使ったワークショップも行い、まだぎこちなかったチームのコミュニケーションを取る良いきっかけになったと考えています。

インフラ課題

昨年以前のDevSecOpsThonで出題された課題に取り組んでもらいました。実際の現場でも起きてる事象なので、インフラエンジニアのリアルを体験することができたんじゃないでしょうか。

fail2banやwebサイト表示不可といった課題に挑戦中

画像生成課題

画像生成にはStableDiffusionを利用し、事前に運営が生成した画像を再現する課題に取り組んでもらいました。通常の画像生成サービスと違い、すべてマニュアル操作のUIに苦戦しつつも、チーム内でコミュニケーションを取りながら和気藹々と作業している姿が見られました。

StableDiffusionを使用した課題に挑戦中

LLMチャットボットシステム開発

今回のメインコンテンツで全体3日間の中で約1.5日をかけて、北九州市のごみ分別用のLLMチャットボットシステムを開発してもらいました。
課題は大きく必須課題とチャレンジ課題の2つに分かれており、必須課題をクリアした後にチャレンジ課題に取り組めるようになっています。必須課題をクリアするためには、チャットボットシステムがWeb上で簡易に使える状態にする必要があります。

チャレンジ課題は、さらに下記のような機能を追加開発する課題となっています。
・画像判別機能
例:椅子の画像を入力した際に、粗大ごみの捨て方を案内できる
・LLMによる類推機能
例:バターの捨て方と入力した際に、食用油の捨て方を案内できる

課題としての自由度が高く、各チームの個性が発揮されていました。

結果発表

最終結果はAチームが抜け出して優勝となりました!
ただ、どのチームも僅差で最後まで結果がわからない良い勝負になったと思います。

Aチームのみなさんおめでとうございます!!

懇親会

イベントの全工程が終了した後は懇親会を実施しました。 前日結構遅くまで課題に挑戦していたチームも多く、お疲れだったかと思いますが、みんな楽しそうに歓談したり、今回の課題を振り返ったりしていました。 今回メンターとして参加したエンジニアも懇親会に参加しており、技術の話や今後のキャリアの話など、たくさんコミュニケーションを取ることができました。

最後に

イベント終了後に参加学生にアンケートを取りました。
・満足度: 3.92 ※4点満点
・難易度: 3.44 ※4点満点

今回は例年と違ってAI開発という課題に取り組んでもらった結果、満足度も難易度も例年より高くなりました。 GMOインターネットグループは「AI活用No.1企業グループ」を目指した取り組みを続けています。その一端を今回のイベントで学生たちにも感じ取ってもらえたなら良かったと思います。 参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

皆さんまたお会いしましょう!

ブログの著者欄

村上 悠

GMOインターネットグループ株式会社

北九州で10年以上ソフトウェア開発に従事。2018年4月GMOインターネットグループ株式会社に転職。 アクセス事業のプロダクト開発を行う傍ら、プレイングマネージャーとしてチームマネジメントも行う。 地元への貢献として、アプリケーション開発者育成講座や小学校プログラミング教育にも携わる。

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