GMO DevelopersDay
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イベント開催まであと8

[協賛レポート]北九州ゆめみらいワーク2022

こんにちは。GMOインターネットグループ株式会社の桑原です。
先日、当ブログで告知させていただいた通り、「ゆめみらいワーク2022」に出展して参りました。
運営を担当した桑原が当日の様子をレポートいたします。

イベント概要

北九州地域で学び育った中高生が、職業体験や社会人との交流などを通して、早い段階から仕事や進学について考え、地元の魅力を知る北九州市主催のイベントです。

  • 日 時:2022年11月9日(水)10日(木)9:30~16:00
  • 会 場:西日本総合展示場 新館・本館 JR小倉駅直結(徒歩5分)
  • 対象者:高校生、中学生、教職員等
  • 公式HP:https://yumemirai-work.jp/2022/

出展目的

GMOが本イベントに参加するのは今回で3度目です。今回も以下の2つの目的を定めて出展しました。

  • 企業の魅力を体験を通して学生たちに伝え、地元就職の意識を高めていただく
  • 若手エンジニアに自身の業務を容易かつ楽しく伝える経験を積ませ、業務の理解と社会的責任を再認識してもらう
全体外観

出展内容

現在、北九州のオフィスには3つのエンジニア職があります。webアプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、セキュリティエンジニアの3つです。学生たちが、それぞれの職種を体験を通して楽しく理解できるよう、コンテンツに工夫を凝らしました。

3つの体験ブース

プログラミング体験

最初はScratchを用いて簡単なゲームのバグ修正をしていただきます。

Scratchは小学校のプログラミング授業やプログラミングスクールでよく使われるビジュアルプログラミング言語です。言語を打ち込むのではなく、ビジュアルでコーディングできるため、プログラミング初心者にはもってこいの言語になります。

しかし初心者向けといって侮るなかれ。しっかり遊べるゲームを開発することができるうえ、プログラミング的思考も養うことができます。

説明を行う弊社エンジニア

バグ修正は難易度に応じて複数用意しているため、初心者でも経験者でも楽しめる体験となっています。困ったときには弊社エンジニアがマンツ―でサポートしたため、全員バグ修正することができました。

バグを修正した後は、正しく動くようになったゲームを使って学生4人で遊んでいただきました。今回の体験をキッカケに将来プログラマーを目指す学生が現れてくれると嬉しいですね。

プログラミング体験の様子

また、各ブース体験に参加してくれた学生には弊社オリジナルのお菓子をプレゼントしました。弊社主力ホスティングサービス「ConoHa」の応援キャラクター「美雲 このは」がデザインされたプリングルズです。

デフォルメこのはちゃん、尊すぎて辛い。。。学生たちにも大人気のお土産となりました。

お土産の「このはちゃん」プリングルズ(サワークリーム&オニオン味)

サーバー体験

弊社はwebサイトを公開するために必要なサービスを提供しています。お客様からお預かりするwebサイトはPCよりハイスペックで壊れにくいサーバーと呼ばれるコンピューターで管理しています。

弊社はそのサーバーも自分たちで用意し、運用保守しています。サーバー体験ブースでは、サーバーの必要性を説明したのち、会場に設置したMinecraftサーバーを用いてサーバートラブル時の対応を疑似体験していただきました。

マイクラを使ってサーバートラブル対応を疑似体験中。後ろではテレビの取材中。

下の写真は実物を使ってサーバーの説明を行っているところです。PCを自作した経験のある学生はチラホラいましたが、流石にサーバーを目にしたことのある学生はいませんでした。

CPUやメモリ、ディスクの抜き差しまで体験いただきました。みなさんがよく閲覧するwebサイトが、目の前にある大きなコンピューター上で動いていることを知り、驚きと興奮を隠し切れない学生が大勢いました。

常設展示のサーバーを前に興味津々な学生たち

セキュリティ体験

弊社では webサイトを公開するために必要な基盤やアプリケーションといった「ものづくり」だけでなく、悪意のある攻撃やハッキングからシステムを守るお仕事、所謂セキュリティを専門に行っている部署もあります。

ハッキングやセキュリティというワードは普段から耳にしているようですが、ハッキングされると何がどうなるのか、また守る手段まで意識が向いている学生は多くありません。そういった学生たちに、身近な例を踏まえつつ、セキュリティの意識を高めるコンテンツを用意しました。

クイズ形式の問題を解きながら、webサイトの特性とサイトに潜む危険性を学んでいただきます。

よーいドンでセキュリティクイズに挑戦

クイズの1つに「ログインページに隠れているアカウントとパスワードを見つけだそう」という問題を出題しました。単にログインページを眺めていても答えは導き出せません。難しい場合はヒントに頼ることができます。ヒントによると「ページのソースを表示してみましょう」とのことでした。

ソースとはそのページを構成しているプログラムを指します。ソースをよく見ると、コメントの中に答えがガッツリ書かれていました。本クイズは事例としては極端だったかもしれませんが、クイズを通してページの実態(ソース)の存在を知り、しかも簡単にソースは閲覧できることを理解いただけたと思います。

ハッカーはソースコードを閲覧して脆弱性の穴をつつき、データを抜き取ります。普段彼らが目にするページにも危険が潜んでいる可能性がある、その意識だけでも高めていただければ我々の出展意義はあったと考えています。

二人一組でクイズに挑戦する学生たち

クイズに答えてガチャに挑戦

3つの体験ブースとは別に今回初めて新たな仕掛けを用意しました。 上記3つのお仕事内容を穴埋めクイズにして、全問正解できた方にガチャを回してもらいます。景品を1等~7等まで用意し、確率に従いどれかが当たるようにしました。ちなみにガチャはwebアプリケーションエンジニアがScratchで作成しております。

3つの体験ブースは時間とキャパの問題で、残念ながら全学生の参加はできません。参加できなかった方も、お仕事内容を少しでも知っていただけるよう、今回このような仕掛けを用意しました。なお、クイズは配布したチラシを読めば、誰でも簡単に解答できる内容にしました。

ガチャに はしゃぐ学生たち

さいごに

2日間で数多くの学生と接触できました。

  • ブース参加者 : 356名
  • ガチャ挑戦者 : 799名

また、1日目に来場した学生たちのアンケート結果から、大変喜ばしいことにデザイン部門において3位の成績をおさめることができました。装飾や作りが魅力的であったブースに送られる賞とのことです。
来年はより上位を、また他部門でも表彰いただけるよう励みたいと思います。

デザイン部門 3位

弊社での仕事の魅力を体験を通して伝えることで、仕事への興味ひいては地元就職への意識向上に繋げられたと感じています。若手エンジニアたちもイベントを通して企業価値と社会的責任を再認識し、仕事に取り組む姿勢が変わったように見えます。北九州市をいま以上に盛り上げるために来年も参加させていただきたいと思います。

おそろいのパーカーを着てスタッフ全員で記念写真

ブログの著者欄

桑原 謙吾

GMOインターネットグループ株式会社

2016年11月にGMOインターネットグループに中途入社。当初よりGMOインターネットのほぼ全てのサービスのシステム運用保守を担当。安定稼働を信条にして停止しないシステム、停止を極小化できるシステム作りを運用保守の立場から構築している。最近はマネージメントの比重が高くなり現場業務に携わることができない中、隙を見て運用自動化に励んでいる。

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