AIでブログを書いてみた -GPTsを活用して文章を生成する方法-

はじめに

そう嘆いていた私は、ふと考えた。「AIに書かせればいいじゃないか?」と。
世間ではAIが次々と文章を生み出し、人間の手を借りずとも記事が量産できる時代が来ている。
では、自分に最適化したGPTsを作れば、どこまで効率が上がるのか?

結論から言うと、執筆時間が約6分の1に短縮した。
人間だけで書くと1記事あたり約3時間かかっていたのが、GPTsを活用するとわずか30分で完成するのだ。
しかし、その道のりは決して楽ではなかった。

GPTsを自作してブログを書いてみる

GPTsの作り方

1.目的を決める
  ブログ執筆用に特化したGPTsを作る。
2.カスタムインストラクションを設定
  アウトプットの文体を調整し、SEO対策に適したキーワードを指定。
3.実際に文章を生成して検証
  AIが出力した文章をチェックし、どこまで修正が必要かを比較。

AI執筆の苦労と解決策

苦労したポイントと解決策

1. 文章が不自然で、修正に時間がかかる

GPTsが出力する文章はスムーズではあるものの、どこかぎこちなく、読みにくい部分があった。

2. 情報の正確性に不安がある

AIはデータに基づいて文章を生成するが、最新の情報や専門的な知識に乏しく、間違った情報を含むことも。

3. オリジナリティが薄い

GPTsの文章は一般的な表現になりがちで、「どこかで見たことある」内容になりやすい。

GPTsを使ったブログ執筆のメリット・デメリット

メリット

・執筆スピードが6倍向上(3時間→30分)。
・アイデア出しが容易で、記事の骨子を素早く作成できる。
・SEO対策がしやすい(キーワードを意識した文章生成が可能)。

デメリット

・完全自動化は難しく、リライトが必要。
・情報の正確性に注意が必要(ファクトチェックが必須)。
・独自性を出すには、人間の編集が不可欠。

GPTsは有効か? 今後も使うべきか?

結論として、GPTsを使ったブログ執筆は非常に有効だと感じた。
執筆スピードは劇的に向上し、記事の骨子作りやアイデア出しにも活用できる。
しかし、完全にAI任せにするのではなく、人間の編集や創造力が必要な場面も多かった。

今後もGPTsを活用して執筆を続けていくつもりだ。
ただし、より高品質な記事を目指すために、AIと人間のバランスを考えながら使っていくことが重要だろう。

おわりに

AIがここまで執筆を手助けしてくれる時代になった。
しかし、人間の感情や個性を吹き込むのは、やはり人間の仕事なのだ…
















……あれ? ここまで読んで気づきましたか?

もしかすると、「AIに書かせた記事なんてつまらない」と思っていたかもしれない。
でも、この記事を読んで「面白かった」と感じたなら、もう境界はないのかもしれない。

人間の創造力とAIの技術が交わる未来、あなたならどう活かしますか?

ブログの著者欄

谷中 佑貴人

GMOインターネット株式会社

システム本部マネージャーと技術広報を兼務しています。2013年4月に新卒で入社して以来、Webアプリケーションのバックエンドとフロントエンドの両面でプロダクト開発に取り組んできました。さらに、社内研修、セキュリティ対策、DevSecOps推進を通じ、組織文化の醸成や最新技術を活用した業務効率化の取り組みをリードしています。技術広報としては、テクニカルなイベントの企画にも力を入れており、いつかどこぞのイベントで皆様とお会いできる日を楽しみにしています。

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