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UI/UXディレクターのお仕事とプロジェクトの流れ -Vol.04

こんにちは、GMOインターネットの吉田です。
今回は、ディレクターがプロジェクトの進行中にどんなことを考えているか、
チームのみんなにも協力してもらって素直なご意見をまとめてみました。
また、私の考えるディレクターに必要な能力について、書いています。

ディレクターの感情曲線

前回までUI/UXディレクターのお仕事とプロジェクトの流れについて、連載でお伝えしてきました。

各フェーズで具体的にディレクターがどんなことをしているのかは、Vol.1Vol.2Vol.3のエントリーを読んでみてください。


今回は、サービスディレクターチームのメンバーにも協力してもらい、プロジェクトの各フェーズでディレクターがどんなことを考えたり、感じたりしているかを感情曲線でまとめてみました。

ディレクターの感情曲線

結果、感情が一番マイナスになっているのは「検証」フェーズでした。

自分たちが設計した画面がテスト環境に実装されると感動する!という意見が多くありましたが、その後に続く検証作業で不具合が次々と見つかり、検証作業に終われる日々が続くと「しんどい」「つまらない」といったネガティブな感情が沸々と湧いてくるようです。

チームメンバーの中には「間違い探しのようで楽しい」といった強者もいましたが、ほとんどのディレクターにとっては一番のペインポイントとなっています。
今後は検証の自動化など、効率良く検証作業を行う方法を検討していけるとよいなと思いました。

(検証フェーズ中のディレクターには、ちょっと優しくしてあげてくださいね。)


2番目に低いのは「要件定義」フェーズでした。

このフェーズでは、関係者の意見をまとめるのにみんな苦労しているようです。MTGの頻度も多いですし、とにかく調整の日々が続きます。プロジェクトの最初の難関になりますが、ハードルを超えると「要件定義がまとまるとホッとする」「やりたいことが整理されてスッキリする」といったうれしい感情が湧くようです。


逆に一番感情がピークになるのが「リリース」フェーズでした。

やはり無事にリリースした達成感が、ディレクターにとっては一番感情が高ぶるところみたいです。リリース後には開発した機能の利用実績が見えてきたり、ユーザーの声を直接聞く機会などによってポジティブな感情が続いていきます。


こうして見てみると1つのプロジェクトでけっこうな感情の起伏があることがわかります。色々な困難がありますが、その先に大きな達成感があることがディレクターというお仕事のやりがいにつながっているのでは、と思います。

ディレクターに必要な能力

私の考えるディレクターに必要な能力は、「コミュニケーション」と「バランス感覚」だと思っています。


プロジェクトを進める中でプロジェクトチームみんなが同じ方向を向いて進んで行けるように交通整理をすることがディレクターの大きな役割です。そして、プロジェクトの参加者の脳内同期を円滑にするためにペルソナやプロトタイプ作成を行っています。※詳細はVol.1参照

また、これは個人的にディレクターあるあるだと思っていることですが、「ユーザビリティを優先するか、ビジネスを優先するか」はディレクターの永遠のテーマです。どちらの要件も満たすことが理想ですが、現実的にはプロジェクトの様々な局面でディレクターはこれらの選択を迫られることが多くあります。

ユーザビリティを優先して、誰も使わない機能を開発するのは無駄ですし、逆にビジネスを最優先にしてお客様が操作できない機能を開発するのも残念な結果に…。


結論は「どちらも大事」で、それぞれのバランスを取ることが重要だと思います。

さいごに

ディレクターはとにかくやることが幅広くあります。

でも、単純に忙しいだけではなく、最終的に自分で設計したサービスや機能が世の中にリリースされる感動は、プロジェクトに深く関わっているからこそ感じられるものです。


4回に渡って長々と語ってきましたが…ディレクターについて少しでも興味を持って、ディレクターやりたい!って思ってもらえたらすごくうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

連載記事はこちら

ブログの著者欄

吉田 奈美

GMOインターネットグループ株式会社

2016年5月GMOインターネットグループ株式会社。 お名前.comを中心に複数ブランドのディレクションを担当。 ディレクターの基本業務のほか、UI設計やUXデザインもやってます。

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