こんにちは、このブログではタイトル通り多くのデザイン案件を効率的にこなすために私が特に意識していることについてお話しします。これをちょっと理解するだけで、ビジュアルづくりに頭を抱えることがなくなりますよ!
目次
自己紹介
GMOインターネットグループ株式会社で10年間デザインをやっている萩原です。
普段はアクセス事業部のGMOとくとくBBという商材を主に担当しています。この10年間を振り返ると、たくさんの案件に関わってきました。
主な実績としては、GMOとくとくBBのサイト改修や各種ランディングページのデザインを手掛けてきました。
また、ConoHaのコントロールパネルのデザインにも携わったり…。
さらに、小学生向けのデザイン講師としても活動し、次世代のクリエイター育成のお手伝いもさせていただきました。
気がつけば1年間でチーム内で最も多くの案件をこなしていて、軽く引いてます…(笑)。
それでも、デザインするのに全然飽きないんですよね!案件の大小に関わらず、いつも楽しく、そして効率的にデザインを進めてこれたのは、「疎密」を意識しているからだなと感じています。
疎密って何?
簡単に言うと、「疎」は空間や余白、「密」は密集している部分を指します。これをうまく利用することで、画面にリズムが生まれ、ユーザーにとって見やすく、わかりやすいビジュアルをどんどん作れるようになりますよ!
感覚的にでも理解しておくと、余計な迷いがなくなり、ビジュアルづくりのスピードが格段に上がると思います!
疎密を使うことで
1. 視点のコントロール: 画面の中で疎と密がしっかりあると、密の部分に視線を誘導しやすくなり、閲覧者の視線をコントロールできます。
2. 印象のコントロール: 疎と密の差を大きくすることでメリハリが出てリズムが生まれます。逆に差を小さくすることで安心感や冷静さが増すなど、印象をコントロールできます。例えば、ミニマルなデザインでは疎の部分を多く取り、重要な情報を際立たせることができます。
3.情報の優先順位付け: 重要な情報を「密」の部分に配置し、それ以外を「疎」にすることで、情報の優先度を視覚的に見る側に印象付けられます。
実際の難しさとアドバイス
でも実際は疎密って難しいですよね。感覚で分かる人もいれば、めちゃくちゃ訓練を必要とする人もいます。わからない人は、ちょっとでもいいので自分の作品の中で疎と密を決めて製作していくことを意識してみてください。
応用編
疎密は空間の違いだけでなく、色のコントラストや表現のテクスチャーの違いでも表現できます。
自分の作品に少しひねりを加えたいときは、これらの疎密も意識してみると、ビジュアルづくりの幅が広がりますよ。
終わりに
簡単ですがざっくりと疎密を説明しましたが、いかがだったでしょうか?
皆さんのデザインにもぜひ取り入れて、新たな発見や改善の参考にしていただけたら幸いです!
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