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新人エンジニアの成長を応援する

春ですね。今年もたくさんの新人エンジニアが誕生しました。本エントリーは新人エンジニアに向けた情報を共有していきます。これを読んで成長していってもらえたらと思います。

はじめに

こんにちは。デベロッパーリレーションズチームの村上です。今年からエンジニアになった方たちは、大体1週間程経過しましたがそろそろ会社には慣れてきたでしょうか?そろそろ周りが見えてきて、先輩エンジニアたちが開発している姿に刺激を受ける毎日でしょう。ただ、今はバリバリ開発をこなす先輩エンジニアたちも、昔はあなたたちと同じ新人エンジニアだった時期があります。
そんな先輩エンジニアたちのようにエンジニアとして一人前になるためには、たくさんの経験を積んでいく必要があります。また経験を積むと同時に、良い習慣を身に着けていくことがとても大切だと私は考えます。今回は私の経験から得た、エンジニアとして身につけておくべき習慣を3つお伝えしていきます。

新人エンジニアが身につけるべき3つの習慣

アサインされたプロジェクトの既存コードを読む

新人エンジニアの場合、プロジェクトにアサインされたらまずは簡単な改修から依頼されるはずです。とりあえず1箇所修正すれば終わり、というような依頼も多々あるんじゃないでしょうか。そんなときそこだけを改修して終わり、とするのではなくその修正した機能に関わる部分の既存コードをしっかりと読んでおきましょう。既存コードを読むことでプロジェクトのコーディングルールや採用しているアーキテクチャを確認することができます。そうすることで、先程自分の修正した箇所がルールやアーキテクチャに則って改修できているかわかるようになります。また修正箇所をテストするためにも理解しておくべきです。一度確認しておけば次の依頼が来たときにスムーズにこなせるようになります。

わからないところは調べる・質問する

コードを書く際のテクニック

まずはコードを書く上でのテクニックな部分はgoogleで検索してみましょう。検索したときにまず見るべきサイトは、公式ドキュメントです。
公式ドキュメント以外はバージョン違いや間違った情報、古い情報が載っていたりすることがあるので、最初に見るべきではありません。公式ドキュメントを読む癖をつけ、正しい知識を身に着けましょう。
また調べた情報に倣って改修したけど、エラーが出たりする場合もあります。そんなときは、まずエラーログを確認する癖をつけましょう。エラーログに全ての情報が載っています。トライアンドエラーでチャレンジした結果、解決できない問題については、素直に先輩エンジニアを頼りましょう。テクニカルなことも、エラーの原因も、きっとなんとかしてくれます。

ビジネスロジック

ビジネスロジックとは、アプリケーションにおける事業のビジネスルールやフローが反映され、システムごとに固有性が高いものを指します。ですのでアサインされたばかりの新人エンジニアでは直ぐに理解することが難しいです。ビジネスロジックの仕様に関してわからないところは先輩エンジニアを頼りましょう。どんどん質問して、プロジェクトへの理解を深めていきましょう。

学んだことをアウトプットする

調べたテクニックな部分はブログにアウトプットしていきましょう。理由は前回の記事にも書きましたが、知識を定着させる上で非常に有効です。

ノートにメモを取ってるだけでは勿体ないです。
ブログにアウトプットするのと合わせて有効なのが、実際にアプリケーションを組んでみることです。業務で得たテクニックを利用し、アプリケーションを組んでGitHubにアップしておくと、他のエンジニアからより良い方法を指摘してもらえるかもしれません。勿論業務のアプリケーションをそのままアップするのは絶対にやってはダメですよ。
また、ビジネスロジックに関して学んだことは、他の新人エンジニアに先輩エンジニアから教わったように教えてみましょう。新人エンジニアが自分一人なら、チームの先輩エンジニア達に説明してみて理解したことがあっているか確認してもらいましょう。他の人に説明できてはじめて自分が理解できていることになります。

私の新人時代の失敗話

今やチームのマネージャーを務め様々なアプリケーションを作ってきた私にも、当たり前ですが新人時代がありました。アサインされたプロジェクトで、1か月ぐらい細かな修正ばかりの時期がありました。言われた改修箇所をぱっと修正して終わりという日々を繰り返していました。ある日、1機能まるごと作成する案件をもらったとき、今まで簡単に書いてたコードがまったく書けないことに気づきました。先輩にいきなり無理ですよ、と相談したところ1か月も時間があったのにコード見ていないのか、と怒られてしまいました。確かに割り振られていた修正は思い返すと、その1機能まるごと作成するのに必要な情報が揃っていました。
先輩エンジニアというのはそういうところも配慮してくれて仕事を割り振ってくれてるんだなと実感しました。それから私は細かい修正でも、必ずその処理の前後の確認して理解するようにしています。
ただそうするつもりだったら、事前に言っといてくれてもよかったのにと思ったのは内緒です。

まとめ

最初は思うようにコードを書いたり、わからないことを理解して質問をすることも難しいかもしれません。上記で記した3つの習慣を定着させることができれば、直ぐに立派なエンジニアになれます。今回書いたこと以外にも、身に着けると良い習慣はたくさんあります。業務内容や環境に合わせた”良い習慣”も模索し、身に着け、あなたのエンジニア力を上げていきましょう。

ブログの著者欄

村上 悠

GMOインターネットグループ株式会社

北九州で10年以上ソフトウェア開発に従事。2018年4月GMOインターネットグループ株式会社に転職。 アクセス事業のプロダクト開発を行う傍ら、プレイングマネージャーとしてチームマネジメントも行う。 地元への貢献として、アプリケーション開発者育成講座や小学校プログラミング教育にも携わる。

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