2026年2月28日(土)および3月1日(日)の2日間、浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスにおいて SECCON 電脳会議が開催されました。電脳会議はSECCON で一番大きいオフラインイベントであるとともに年度の締めのイベントでもあります。
今年もSECCONの実行委員長でありGMOインターネットグループのエキスパートとしても活動する三村聡志よりその様子をお伝えします!
目次
SECCONとは
実践的情報セキュリティ人材の発掘・育成、技術の実践の場の提供を目的として、競技やワークショップを提供するイベントです。
世界でもトップレベルの技術力を競い合う CTF である「SECCON CTF」、CTF の入門者向けワークショップである「SECCON Beginners」や「CTF for GIRLS」、 SECCON 最大のオフラインイベントである「電脳会議」などを行いながら、ベンダーフラットな立場で情報セキュリティに関するあらゆる知見や出会いが交わる「ハブ」となるべく活動をしています。
SECCON はワークショップ運営メンバーはもちろん、それを支えるインフラチームやバックオフィス、スポンサーのみなさま、そしてSECCONに興味を持って参加いただいたみなさまなど、多くのみなさまからの協力によって成り立っております。本当にありがとうございます。
SECCON 14 はプラチナスポンサーに GMOインターネットグループが入り、強力なバックアップを得ることができました。

SECCON 電脳会議
SECCON 電脳会議は、SECCON のすべてのイベントが1つに集まる SECCON で一番大きなイベントです。参加費無料でどなたでも参加可能です。
今年度は 2026年2月28日と3月1日の二日間で開催しました。
SECCON はその歴史から CTF のイメージがとても強いのですが、ここ数年は CTF 以外にも力を入れており、いまは情報セキュリティに興味関心のあるすべてのみなさまが気軽に参加できるイベントになっています。
今年度の参加者は昨年と比べて約1割増しとなり、633名のみなさまに参加いただきました。
実行委員長として会場全体を何度も回りましたが、お越しいただいたかたが楽しそうにされているのをみて本当にうれしい気持ちでいっぱいでした。本当にありがとうございました。
(とはいえ、本当に会場に収まらなくなりそう・・・💦)
今回の電脳会議で開催したイベントをいくつか紹介します。
SECCON 14 実施報告書も公開しています。もしよろしければご覧くださいhttps://www.seccon.jp/14/seccon_14.html
CTF
SECCON CTF は世界に共通するレベルのCTF競技の開催と、日本国内のCTFプレイヤーの育成を目的として開催しているイベントです。昨年12月に開催した予選を通過した18チーム(国際、国内それぞれ9チーム)を招待して決勝戦を開催しました。
また AlpacaHack さんと連携して「SECCON RTA CTF + AlpacaHack」という CTF も前回に引き続き開催しました。CTF決勝戦の熱を肌で感じながらCTFが体験できる場であり、決勝戦参加者と同じぐらい参加者が真剣に取り組まれている姿が印象的でした。
CTFの問題を AI を用いて解くことは一般的になっていますが、AIに「解いて」と伝えれば解けるかといえば当然そうではありません。現地では各プレイヤーが持っている知見や感覚とAIを結びつけて高難度な問題を解いていく姿を見ることができました。
カンファレンス
公募形式で講演を募り、情報セキュリティの最新技術や研究結果を発表する SECCON Open Conference を2日間開催しました。
今年は、大規模言語モデルを用いた推論と組み合わせた難読化マルウェアの解析手法の提案や、SDV (Software Defined Vehicle) のセキュリティアーキテクチャにおける課題や挑戦の発表、そして非公開(録画・撮影不可)で行われた Mac の Spotlight を利用した TCC (Transparency, Consent and Control) のバイパス手法の発表など、とても技術的に面白い内容の発表が行われました。
またGMOインターネットグループからはスポンサーセッションとして GMO Flatt Security株式会社のパートナーであり、SECCON Beginners のスタッフでもある石川琉聖さん (xryuseix) による「LLMがCTFと脆弱性診断をどう変えていくのか」というセッションも行われました。
https://speakerdeck.com/flatt_security/how-llms-will-transform-ctf-and-vulnerability-assessment
トラック数や日数の関係もあり応募に対して2割しか採択を出せず本当に悩みました。
来年度も技術的に心からわくわくするセッションをお届けできたらと考えています。
ワークショップ
CTF の入門者向けイベントとして SECCON Beginners や CTF for GIRLS の開催、基盤への実装ワークショップとして SECCON Workshop を例年に引き続き開催しました。

また今年はワークショップの募集を行い、様々な分野で活躍されているかたによる外部ワークショップの招待も行いました。例年の SECCON のワークショップでは攻撃側の色が強くなっていましたが、今年はフィッシングの解析ワークショップや Microsoft Entra ID における攻撃手法の分析、自作ツール発表イベント (CyberTAMAGO) など、守る側のテーマも複数開催されていました。
またGMOインターネットグループからは、過去に CODE BLUE で開催した「インターポール AI クエスト」をSECCON でも開催しました。AIの技術理解を深めながら CTF として技術力を競う内容になっており、参加者からも面白かったという声が聞かれました。
本棚
今年の新しい試みとして「SECCON の本棚」という企画を行いました。
SECCON 実行委員がおすすめする技術書を立ち読みできるコーナーを用意し、様々な技術書に五感で触れてもらえればという思いから開催しました。

本企画は出版社のみなさまと連携して開催しました。当該期間中に対象書籍が割引になる、最終日にじゃんけん大会を実施して書籍をプレゼントするなど、この企画も大変な盛り上がりを見せました。
出版社のみなさまもとても好意的に協力くださり、来年も継続して開催できたらと考えています。
次年度の SECCON (SECCON 15)
4月1日よりスタートする SECCON 15 の準備も進めています。
来年度の電脳会議の日程はまだ未定ですが、決まり次第、公式サイトなどで発表したいと考えています。
最後に筆者の会場の様子(?)としてスポンサーの GMOインターネットグループブースにおいて寝癖を治す私をおいておきます。

来年度もあらゆるかたが気軽に参加できて「ハブ」として楽しんでいただける場を提供したいと考えています。これからもよろしくお願いいたします!
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