Adam byGMOをローンチした時の話

こんにちは、GMO稲守です。
Adam byGMOを8月にβ版リリースしました。多くの皆様のおかげです。改めてお礼申し上げます。
現在は毎週いくつかの新機能や改修などをリリースしています。本記事では現在までのまとめをお届けしたいと思います。
Adam by GMO:https://adam.jp/

Adam by GMOについて

本プロジェクトは今年の春頃から本格的な開発、実装が一気に進み、8月末にβ版をリリースしました。ブロックチェーンについては5~6年ほど前から実証実験や研究開発を行っており、コントラクトまわりの開発も計画通りに実装が進んだことを記憶しています。

開発コンセプトは『Eコマースのような、いままでのネットと同じインターフェースでNFT体験ができること』。
実装においても、NFTのサイトでは一般的な暗号資産での決済だけでなく、既存のECサイトのような決済手段としてクレジットカードと銀行振込に対応しています。

プロダクトの特徴

  • 複数の決済手段(クレカ、暗号資産、銀行振込)
  • 言語対応(日本語+多言語)
  • マルチデバイス対応(PC、タブレット、スマホ)
  • Eコマースライクなインターフェース
  • 出品審査を行っている安心なNFTマーケット

技術的な要素

ブロックチェーン

Ethereum(Solidity)

インフラ、構成管理

AWS、docker、GitHub

Webアプリケーション、フロントエンド

Node.js、React

UI

Adobe XD

Ethereumを用いており、Openseaなどの海外の著名なマーケットプレイスで採用されているERC721に準拠しています。国産では初めて商用利用の実装ではないかと認識しています。またWeb側も上記の通りモダンな作りとなっています。

ERC721については少し古い記事ですが、こちらの記事などが参考になると思いますので、ご興味がある方はご一読ください。

ERC721 トークンとERC20 の交換(次世代システム研究室ブログ)
https://recruit.gmo.jp/engineer/jisedai/blog/trade-erc721-erc20/

現在のプロダクト状況

本プロジェクトは冒頭で書いた通り非常に短い期間で開発実装を行い、早い時期にローンチが出来ました。ローンチ以降はアクセスいただくお客様の増加とともに、日々の商いもありがたいことに活発になっています。
直近では著名なアーティストに多く参画いただいており、今後も続々と新作が発表されるようで私自身も非常に楽しみにしています。

一方でまだNFTに関する国内での利活用事例、商慣習、法解釈など、様々な課題がありますが、NFTの可能性を肌で感じながら皆さんと笑顔になるための活動を引き続きできればと思います。
これからも多くの方にNFTを身近に体験いただける環境を提供できるようチーム一丸で開発進捗しています。

さいごに

一緒にAdam byGMOを開発いただける仲間を募集しています。
ご興味ある方はぜひ気軽にカジュアル面談はじめ、ご連絡いただけると嬉しいです。

https://recruit.gmo.jp/engineer/jisedai/entry/

ブログの著者欄

稲守 貴久

GMOインターネットグループ株式会社

2006年入社。ブログ部門や証券部門などを経て現職。研究開発部門でグループ各社のサービスや新規事業の技術支援を行いながら、技術PRや若手開発者の採用と育成を担当。得意領域はUI設計、HCD、HCI。日本酒とお寿司が好きです。

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