2025年3月1日および2日の2日間、浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスにおいて SECCON の電脳会議が開催されました。
電脳会議のイベントの様子について、SECCONの実行委員長でもありGMOインターネットグループのエキスパートとして活動する三村聡志よりお伝えします!
目次
SECCON とは?
実践的情報セキュリティ人材の発掘・ 育成、技術の実践の場の提供を目的として、競技やワークショップを提供するイベントです。
世界でもトップレベルの技術力を競い合う CTF である「SECCON CTF」、CTF の入門者向けワークショップである「SECCON Beginners」や「CTF for GIRLS」、3月に開催される SECCON 最大のオフラインイベントである「電脳会議」などを中心として、あらゆる知見や機会が交わる「ハブ」になれるよう活動をしています。

SECCON では上記で挙げたワークショップのメンバーはもちろん、それを支えるインフラチームやバックオフィス、そしてスポンサーの皆様と参加いただける皆様などなど、大変に多くの皆様によって成り立っています。
SECCON 電脳会議
SECCON のすべてのイベントと賛同いただける有志のワークショップが一箇所に集まる SECCON で一番大きなイベントです。今年は 2025年3月1日~2日の二日間で開催しました。

元々は SECCON CTF 決勝戦で併催していたカンファレンスを 2020年から大きなイベントとして再定義して「電脳会議」としたのが始まりです。
CTF の決勝戦といえば、SECCON CTF 13 において GMOサイバーセキュリティ byイエラエのパートナーによるCTFチーム「GMOイエラエ」が1位をとりましたが、その熱い戦いもこのイベントの中で行われました。
( GMOイエラエ、国内最大級のハッキングコンテスト「SECCON CTF 13 Finals」で世界1位を獲得 https://gmo-cybersecurity.com/news/20250314/ )
CTFの会場でもあるということや、そもそも情報セキュリティをテーマにしたイベントと聞くと何やら堅い雰囲気を感じるかもしれませんが、そんなことはありません!
SECCON の電脳会議は「フェス」のような雰囲気をとても大切にしていて、情報セキュリティに興味があれば誰でも参加出来ます!(参加費もすべて無料です!)
例えば半田付けのワークショップ。
SECCON の電脳会議の入場バッジは「基盤」になっていて、自分で改造が出来るようになっています。

会場には基盤に取り付けるチップ類と半田付け工具が用意してあり、誰でも自由に取り付けることができるようになっています。もちろん取り付け方のマニュアルやスタッフもいますので、誰でも気軽にバッジを改造することができます。

もちろん、CTFやペネトレーションテストなどに取り組みたいかた向けの企画もあります。
そのうちのひとつに、AlpacaHack x SECCON CTF コラボイベントがあります。
今回 AlpacaHack さんにご協力頂き、SECCON CTF の熱気を感じられる場所で CTF を体験出来るイベントを開催いただきました。
https://alpacahack.com/ctfs/seccon-13-finals-booth

解いた問題数に応じたグッズ配布があることに加え、CTF に挑戦できるということもあり連日かなりの盛り上がりを見せていました。
そして Open Conference という名前で、外部からの発表者を募り知見を共有いただくカンファレンスも開催しました。詳しくは公式サイトのプログラムを見ていただきたいのですが ( https://www.seccon.jp/13/ep250301.html ) 守る技術の話から脆弱性の発見や攻撃キャンペーンに対する視点の共有まで幅広い発表が行われました。
今回はほぼ英語発表となりましたが、英語・日本語の同時翻訳(文字起こし)を用意できたことで皆様に楽しんでいただけたように思います。
SECCON14
SECCON は「年度」で動いていますので、2025年の4月からが来年度になります。
来年度は SECCON 14 として開催をする予定です。
日程は下の画面の通り。2026年の2月28日と3月1日です。(プライバシーに配慮した形で出せる私の写真がこれぐらいしかありませんでした・・!)

ちょっとでも興味を持ったかた、東京マラソンのついでに寄ってみたいというかた、ぜひ浅草橋ヒューリックホールにお越しください!私も当日いる予定ですので、ぜひお会いしましょう!(是非声を掛けてください!)
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