BIT VALLEY 2020を開催いたしました。
本記事では運営の裏側とその振り返りなどをお伝えしたいと考えています。
▼BIT BALLEY 2020 ウェブサイト
https://2020.bit-valley.jp/
目次
BIT VALLEY 2020
学生を含めた若手開発者に向けたテクノロジーカンファレンスとしてBIT VALLEYは今年で3年目となりました。本年は「次世代オンライン会議〜次の時代を切り開くテクノロジーの祭典〜」を開催テーマと定義し、9月にオンライン開催でお届けしました。合計で40のセッションをお送りし、大変多くの方にご視聴いただきました。改めてありがとうございました。
運営チームの裏側
年初からコロナ禍のなかで運営チーム内でも開催の是非やその手法など多くの議論を交わしましたが、全ての会議がオンラインMTGとなりました。
4月初旬にオンライン開催への舵切りが決定するのですが、1月から議論してきたものが巻き戻しになったりもしましたので、時間を取り戻す意味でも苦労したことを覚えています。オンラインを前提とした開催でも開発者の祭典としてリアル会場での配信など出来ないかなど様々な手段を検討し、結果として基調講演では青山学院さまに本田記念国際会議場をお借りし、お届けすることが出来ました。
配信の裏側
オンライン配信については2つの苦労がありました。
1つ目は配信体制の構築です。オンライン配信は主にZoomウェビナーとYoutubeの同時配信です。配信機材や映像カメラなどは社内の強いメンバーに入ってもらい、ローランド社のVR-4HDなど各種機材を揃え対応しています。
2つ目の苦労が「視聴形態の変化」が大きくありました。具体的には緊急事態宣言明けから間もなかった7月のプレイベントではリアルタイム視聴が多かったのですが、お盆休み前後くらいから経済活動も戻ってきて、リモート勤務でなくなった方も増えたのでしょうか。ながら視聴やアーカイブ視聴(録画視聴)が目立ってきたように見受けます。ニューノーマルが今後も進むでしょうから、リアルタイムと事後視聴の相互を意識した配信設計なども今後は必要になってくるのかも知れませんね。
最後に
コロナ禍のなか、技術カンファレンスを含む、大小様々なイベントが中止を余儀なくされる1年となっています。そのような状況のなか情報発信できたことは大変意義があったと考えています。また、本カンファレンス開催を通してオンラインコミュニケーションの新しい可能性とリアルの有用性を改めて感じる次第です。来年のことも検討が始まっております。「来年の事を言えば鬼が笑う」という言葉もあったりしますが、明るい未来と最新のテクノロジーと社会課題の解決について、皆さんと引き続き議論できる場を提供することが出来ればと思います
改めてご協力、ご後援いただいた企業・行政・学術機関の皆さま、参加視聴いただいた多くのリスナーの皆さま、そして登壇いただいたスピーカーの皆さま。関わった全ての皆さまに改めて感謝いたします。
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