GMOインターネット株式会社では、2025年7月3日(木)から2025年7月15日(火)にかけて、福岡デザイン&テクノロジー専門学校、HAL東京、WiZ国際情報工科自動車大学校の3つの専門学校で、AI画像生成サービス「ConoHa AI Canvas」を用いて、画像生成AIのビジネス活用をテーマに講義を実施いたしました。本記事では、各地での講義の様子や学生の皆さんの反応などについてレポートします。
なぜ講義を実施したのか
筆者の学生時分には、まだ生成AIなどという言葉は当然なく、AI、あるいは「それっぽいもの」にすら触れる機会はまったくありませんでした。しかし言うまでもなく、現代においてはAIを使った業務効率化が様々な企業で実践されているなど、AIを活用することが必須スキルになりつつあります。今後社会を担うことになる学生の皆さんに、早い段階からAIを使いこなせるようになっていただきたい、また、実践に生かせるノウハウを学んでいただきたい。そんな願いから、各地の専門学校様にお声がけをさせていただき講義が実現しました。
そもそも:ConoHa AI Canvasって何?

ConoHa AI Canvasは、Stability AI社の画像生成AI「Stable Diffusion XL」をWebブラウザ上で簡単に利用できるAI画像生成サービスです。
Stable Diffusionはオープンソースの画像生成AIで、美しい画像を生成できるということで人気の画像生成AIですが、①導入に際しPythonの知識が必要(エンジニアさんならともかく、そうでない人には厳しい)、②高性能なGPUが載っているパソコン(ゲーミングPCなど、高価なPC)でないと時間がかかる、という2つの課題がありました。
これらの課題を解決したのがConoHa AI Canvasで、ブラウザ上で簡単に立ち上げることができ(=ブラウザが動けばどんなPCでもOK)、かつNVIDIAの最新GPUを利用しているため生成速度も速い、という特長を持ちます。
手軽に画像生成AIを体験できる環境という点で、学生の皆さんの教材としても適しているのでは、とのことで、今回講義のベースとしました。
福岡デザイン&テクノロジー専門学校(2025年7月3日(木)開催)

まず講義を行ったのは、福岡の福岡デザイン&テクノロジー専門学校。AIエンジニアコース1~3年生の22名の学生の皆さんにお集まりいただき、ConoHa AI Canvas担当の水元が登壇しました。
一通り講義を実施したのちに、実際にConoHa AI Canvasを使って「夏」をテーマとした画像生成にチャレンジいただきました。1人、どうしてもセミを生成したい、と意気込む学生さんがいました。。。セミに並々ならぬこだわりがあるようで。。。
HAL東京(2025年7月7日(月)開催)

続いて講義を実施したのは、新宿駅前のコクーンタワーでおなじみ、HAL東京。HAL東京のホールに集まった学生の皆さんはなんと267名!さすがに圧倒されました。
GMOインターネットで活躍する現役デザイナー・板垣が登壇。
「これからはよりAIネイティブな世代のクリエイターと競うことになる」
板垣のこの言葉は、未来を担うクリエイターの卵であるHAL東京の皆さんの心に特に強く刺さった様子で、授業後のアンケートではもっと生成AIに興味を持って勉強しないといけない、といったコメントも見られました。
WiZ国際情報工科自動車大学校(2025年7月15日(火)開催)

最後は、福島県郡山市のWiZ国際情報工科自動車大学校で、情報システム工学科4年制に通う19人の方にご参加いただきました。こちらでも、実際にConoHa AI Canvasを用いた画像生成体験を実施。
迫力あるサメの画像が生成されています!!!
あと個人的な話で恐縮ですが、郡山名物「ままどおる」のお土産が大変においしくてそれはもう【自主規制】
学生の皆さんの反応
講義後のアンケートでは、実に95%もの方が「とても満足」「満足」と回答していただきました。

以下のようなありがたいコメントもいただきました。
- 知らないことを沢山知れて、知見が広がり、有意義だった。
 - 生成AIについて、あまり良いイメージが無かったけれど、今回の講義を聞いて、良いイメージもあるし、活用方法も様々あることを知れた。
 - 実際に働いている人の業界についての本音などが効けて面白かったです。
 - (生成された画像の)クオリティが想像よりも高く驚いた。
 
終わりに
学生の皆さんがとても熱量高く、我々の講義を聞いていただきとてもありがたかったです。
機会をいただいた福岡デザイン&テクノロジー専門学校様、HAL東京様、WiZ国際情報工科自動車大学校様にこの場を借りて、改めて御礼を申し上げます。
ConoHa AI Canvasは、今後もこうした専門学校での授業やコミュニティへの協賛を通じて、画像生成AIのさらなる利活用の普及に向け努めてまいります。
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