GMOインターネットグループは、情報セキュリティコンテストイベントである『SECCON 14』にトップスポンサーとして協賛しました。
本記事では、2026年2月28日(土)・3月1日(日)に開催された『SECCON 14 電脳会議』での Open Conference、Workshop、ブース出展、『SECCON CTF 14 Domestic Finals』の表彰式を中心に、当日の様子をレポートします。
目次
イベント概要
名称:SECCON 14 電脳会議
開催日:2026年2月28日(土)- 3月1日(日)
会場:浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス
主催:SECCON 実行委員会
公式サイト:https://www.seccon.jp/14/
『SECCON』とは?
『SECCON(Security Contest)』は、日本国内最大級のCTFである『SECCON CTF』を中心に開催される、来場者参加型のイベントです。
『SECCON 14 電脳会議』では、『SECCON CTF 14 Domestic Finals』に加え、Open Conference、Workshop、『SECCON Beginners』『CTF for GIRLS』関連企画、各種コンテストなどが行われました。
競技として腕を競う場であると同時に、セキュリティに関心を持つ人たちが学び、交流し、次の挑戦につなげていく場でもあります。
会場では、学生、社会人、研究者、企業のセキュリティエンジニアなど、さまざまな立場の参加者が集まり、Open ConferenceやWorkshop、ブースを通じて活発な交流が生まれていました。
Open Conference:LLM時代のCTFと脆弱性診断
Open Conferenceでは、GMO Flatt Security プロフェッショナルサービス部の石川琉聖が登壇しました。【LLMがCTFと脆弱性診断をどう変えていくのか】というタイトルで、2月28日(土)14:00〜14:20にRoom0で実施されました。
本セッションでは、LLMの登場によって、CTFの解き方や脆弱性診断の進め方がどのように変化しているのかが紹介されました。
CTFでは、これまで人が担っていた探索や解析の一部をLLMに委ねられるようになりつつある一方で、複雑な問題に対して方針を立てる力や、本質を見抜く力は引き続き重要であることが語られました。
また、CTFで培われる仮説検証力や脆弱性への理解は、実際の脆弱性診断の現場でも活かせるスキルとして紹介されました。
あわせて、AI時代のCTF運営における課題や工夫にも触れられ、競技のあり方そのものが変化していく可能性についても示されました。
AIが進化する時代だからこそ、問題解決力や実践的な思考力の価値を改めて考えさせられるセッションとなりました。


Open Conferenceの詳細レポートは、【後編】『SECCON 14 電脳会議』 イベントレポート|AI時代におけるCTFの意義&脆弱性診断への「活かし方」をご覧ください!
Workshop:インターポールAIクエスト(CTF)
Workshopでは、GMOサイバーセキュリティ byイエラエによる「インターポールAIクエスト(CTF)」が2月28日(土)10:00〜12:00にRoom4で実施されました。
本ワークショップは、インターポール向けに提供されたCTFをベースに、初心者にも参加しやすい形にアレンジされた内容です。
参加者はインターポールのサイバー犯罪捜査官となり、AIに支配された空間で発生した事件の解決に挑みました。
会場内に隠されたヒントを手がかりに進める構成で、宝探しのような感覚で楽しみながら学べる点が特徴です。
また、生成AIを攻撃・防御の両面から体験できる内容となっており、AI時代のセキュリティを実践的に学べる機会となりました。
当日は、初対面同士でも協力しながら課題に取り組む様子が見られ、会場には自然な交流と一体感が生まれていました。
終了後も問題について話し合う参加者の姿が印象的で、『SECCON』ならではの熱量を感じられるワークショップとなりました。


Workshopの詳細レポートは、【前編】『SECCON 14 電脳会議 』イベントレポート|「横のつながり」で深まる、ホワイトハッカーの連帯感をご覧ください!
GMOインターネットグループブース:技術とキャリアの会話が生まれた交流の場
今回の協賛レポートで特にお伝えしたいのが、GMOインターネットグループブースの様子です。
ブースでは、GMOサイバーセキュリティ byイエラエとGMO Flatt Securityの担当者が来場者をお迎えしました。
Open Conferenceや競技の合間には、多くの方がブースに立ち寄ってくださいました。
会社の取り組みやセキュリティ事業についての話だけでなく、CTFの学び方、脆弱性診断の仕事、インターン、キャリア相談など、さまざまな話題が広がりました。
印象的だったのは、単なる企業紹介の場ではなく、セキュリティに関心を持つ人同士がつながる場所になっていたことです。
「CTFをやっているけれど、実務ではどう活きるのか」「脆弱性診断の現場ではどんな力が求められるのか」「学生のうちに何を学んでおくとよいのか」といった質問もあり、担当者も自身の経験を交えながらお話ししました。
また、ブース企画として実施した、ガジェットや技術書が当たる【めくりくじ】には150名を超える方にご参加いただきました。
景品をきっかけにブースへ立ち寄ってくださった方とも、そこから技術やキャリアの話に発展する場面が多くありました。ブース前で足を止めてくださる方、担当者とじっくり話し込む方、友人を連れて再訪してくださる方もおり、終日活気ある雰囲気でした。
『SECCON』のようにセキュリティへの関心が高い方々と直接話せる場は貴重です。
GMOインターネットグループとしても、自分たちの取り組みを一方的に伝えるだけではなく、参加者の皆さんが今どんなことに興味を持ち、何に悩み、どんな挑戦をしているのかを知ることができる、有意義な時間になりました。



『SECCON CTF 14 Domestic Finals』の表彰式
『SECCON 14 電脳会議』では、『SECCON CTF 14 Domestic Finals』も開催されました。
国内決勝には9チームが出場し、筑波大学の学生チーム【TPC】が国内決勝1位となり、優勝しました。
今回の表彰式では、優勝チーム【TPC】に対し、GMOインターネットグループからモバイルモニターを贈呈しました。
CTFをはじめとする競技や学習、日々の技術研鑽に取り組むセキュリティエンジニアの皆さんの作業環境をより良いものにし、今後のさらなる活躍につなげていただきたいという思いを込めています。
さらに今回、優勝した【TPC】の選手の皆さんは、GMOサイバーセキュリティ byイエラエやGMO Flatt Securityでインターンを経験されています。そのうち1名は、この春からGMO Flatt Securityに入社しています。
これは、今回の『SECCON 14』におけるGMOインターネットグループとしても特にうれしい出来事でした。
CTFに本気で取り組んできた方々が、インターンを通じてGMOインターネットグループと接点を持ち、さらに競技の場で結果を残している。セキュリティコミュニティへの協賛や支援が、こうしたつながりにつながっていることを実感できる表彰式でした。


懇親会
イベントを通じて、参加者同士や登壇者、スポンサー各社の交流が各所で生まれ、『SECCON 14』ならではのコミュニティの熱量を感じる機会となりました。
競技やOpen Conference、Workshopに真剣に取り組む空気感がありながらも、会場では参加者同士が自然に会話を交わし、新たなつながりが生まれていたのが印象的でした。
GMOインターネットグループとしても、多くの来場者の皆さんと直接お話しできたことを大変うれしく思っています。
セキュリティに関する知見を共有し、交流を深める場として、改めて『SECCON』の価値を実感しました。


最後に
『SECCON 14』への協賛を通じて、GMOインターネットグループは、Open Conference、Workshop、ブース出展、表彰式など、さまざまな形でイベントに関わることができました。
今回特に印象に残っているのは、セキュリティに本気で向き合う人たちの熱量です。
CTFに挑む参加者、Workshopで手を動かす参加者、ブースでキャリアや技術について相談してくださった方々、そして国内決勝で結果を残したTPCの皆さん。SECCON 14は、セキュリティコミュニティの広がりと強さを改めて感じる場でした。
ブースへお立ち寄りくださった皆さん、Open ConferenceやWorkshopにご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
今後もGMOインターネットグループは、安心・安全なインターネット社会の実現に向けて、セキュリティ技術の発展とコミュニティへの貢献に取り組んでまいります。
またイベントの会場で、皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
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