エンジニアを目指す学生のための日本最大のオンラインカンファレンス「技育祭2023【秋】」にGMOインターネットグループはトップスポンサーとして協賛しました。
グループ各社からリードエンジニアと若手エンジニアの4名が登壇し「GMOのオールライトニッポン! 〜若手エンジニアが現場のリアルを語ります〜」と題し、学生のお悩みや質問に回答しました。
目次
はじめに
GMOインターネットグループでは、エンジニアを目指す学生のための日本最大のオンラインカンファレンス「技育祭2023[秋]」にプラチナスポンサーとして協賛しました。
GMOインターネットグループ各社から、リードエンジニアと新卒としてグループ入社した若手エンジニア3名が登壇。
グループ4社のコラボ登壇となった「GMOのオールライトニッポン! 〜若手エンジニアが現場のリアルを語ります〜」では、学生の皆さんからXでセッション中にお悩みを募集して、それらにリアルタイムで回答するといった、インタラクティブなセッションをお届けしました。
今回は「GMOのオールライトニッポン!」に登壇したエンジニアから、セッションを通して感じたことや、セッション内に答えられなかったお悩み・質問への回答、そして学生に向けたメッセージをお伝えします。
イベント概要
技育祭2023[秋]について
技育祭は、GMOインターネットグループも年間協賛している「技育プロジェクト」の1つで、年に2回、春と秋に行われる、「技術者を育てること」を目的としたエンジニアを目指す学生のための日本最大のオンラインカンファレンスです。
- 開催日:2023年10月21日(土)~10月22日(日)
- 会 場:オンライン
- 運 営:株式会社サポーターズ
- 参加費:無料(事前登録制)
- 公式HP:https://talent.supporterz.jp/geeksai/2023autumn/
技育プロジェクトとは
『技育(GEEK)プロジェクト 2023』は2023年3月1日~翌2024年2月29日まで1年間かけて、以下の4つの機会を通してインプットとアウトプットのサイクルを創出して、学生エンジニアに「もの創りの機会」をつくり、キャリアとスキルアップを推進しています。
▼技育祭:年2回(春・秋)開催の国内最大学生向けテックカンファレンス
▼技育展:「もの創り」を展示するピッチコンテスト
▼技育博:「繋がり」を創る交流イベント
▼技育CAMP:月1回のハッカソンや勉強会を年間を通して開催
講演登壇
「GMOのオールライトニッポン! 〜若手エンジニアが現場のリアルを語ります〜」
◆DAY1 / 10月21日(土) 16:20-17:05
◆登壇者
シニアエンジニアリングリード
- GMOペパボ株式会社 黒瀧 悠太(くろ)
若手エンジニア(新卒1~2年目)
- GMOインターネットグループ株式会社 江﨑 匠実(たく)
- GMOメディア株式会社 岡田 悠希(おかぴ)
- GMOアドマーケティング株式会社 梅本 春輝(はる)
GMOインターネットグループからリードエンジニアと新卒エンジニア4名が登壇。
入社1年それぞれの過ごし方から圧倒的No.1を目指すグロース戦略はもちろん、就活のハック法や現場で感じたこと、皆さまのお悩みまで本音で答えました。
さらにXで「#GMO悩み相談」でセッション中に質問を募集して、リアルタイムで回答する企画も実施しました。
●自己紹介
「ニックネームで呼び合う」をルールに、和気あいあいとした雰囲気で、セッションが始まりました。
●あるある質問コーナー
エンジニアを目指す学生が、聞きたくなるような質問を9つ準備。
その中から「いま一番、聞きたい質問はなにか?」をセッション中に呼びかけ、学生の皆さまにチャット欄で投票いただきました。
◆回答した質問
2:「みんなの就活事情」
6:「やらかした!失敗談」
7:「どんなインターンやってる?」
●「#GMO悩み相談」
セッションの後半では、「#GMO悩み相談」と題し、参加者にセッション中にお悩みをXに投稿してもらい、登壇者それぞれが答えたい質問を選びながらリアルタイムで回答する形式で進行しました。
講演内で採用された方には、「ConoHaカード 1,000円」をプレゼント!
就活に関するお悩みはもちろん、さまざまなお悩み・質問が寄せられて、大いに賑わいました。
チャットやXからたくさんコメントをいただくことができ、登壇者らも楽しんで技育祭に参加することができました。
登壇者インタビュー|技育祭2023[秋]を終えて
オンライン視聴者が500名を越えて、大盛況となった「GMOのオールライトニッポン!」。
技育祭を終えて、登壇者に話しを伺いセッションの振り返りと、登壇した感想についてお聞きしました。
Q:登壇してみて感じたこと、驚いたこと
登壇してみてどうだったか、率直な感想を教えていただけますか。驚いたことなどありましたか?
くろ
第2弾となった「GMOのオールライトニッポン!」もたくさんの質問をいただくことができ、とても嬉しかったです。
前回に引き続き、2回目の参加者がいたことが嬉しく、チャットやXを活用してセッションを一緒に楽しみ、盛り上がれたかなと思います。GMOのファンになってくれてたら嬉しいですね~
たく
500名近い学生に参加していただき、想像以上に多くの質問をいただけて驚いた反面、すごく嬉しかったです!
社会人になる前でもあり、多くの不安や悩みを抱えている学生がいることを感じました。
自分の学生時代を振り返ってみても、エンジニアとして上手く働けるか、どう成長していけば良いか当時はわからないことが多かったので、今回のセッションで少しでも皆さまの疑問や悩みの良いきっかけに繋がっていたら嬉しいです。
おかぴ
GMOインターネットグループやエンジニアリングに興味を持つ学生の方が多く参加してくださり、非常に嬉しかったです!モチベーションが高い人が多く、質問のレベルも高かったように思いました。
技術だけでなく、ソフトスキルやモチベーションの質問があり、技術に限定せずに高い目標で努力されている方が多いことに驚きました。人によって目指すエンジニア像は異なって当然だと思うので、自分の理想を追求していって欲しいと思います。
はる
zoomのコメントやリアクション、Xへの投稿が活発で、学生が積極的に参加されている印象を受けました。そのおかげで私たちも登壇を楽しむことができました!
2DAYSもある技育祭に参加される積極性な学生でも、エンジニアとして働くことに不安を感じる方もいるんだなと感じました。
こういった機会を活用し、少しでもエンジニアとして働きたい、頑張っていきたいと思っていただけるよう情報を提供し、一緒にエンジニア業界を盛り上げていきたいと思います!
Q:企画「GMOのオールライトニッポン!」について
セッション中にお悩みを募集する、新たな技術セッションとなりました。
企画についてどう感じましたか?どのような気持ちで、当日は臨まれましたか?
くろ
前回と合わせて2回目の登壇でしたが、一緒に登壇した仲間も異なり、新しい意見や考えもある中で自分自身勉強にもなりました。みんなで盛り上げて雰囲気を作り上げることができたと感じています。
たく
グループ各社のパートナーと交流する機会が中々無いので、参加学生はもちろん、参加パートナーにとっても良い企画であり、GMOインターネットグループらしさをお届けできたのではないかなと思います。
当日は、自分が学生の頃不安だったことやエンジニアとして働いている人に何を聞いておくと良かっただろうか、と過去を思い出しながら参加しました。
おかぴ
まだ新卒1年目である自分だからこそ、学生だったころの自分の気持ちを思い出して登壇しようと思いました。
学生の時は、実際に企業ってどういうところなのだろう?という不安を抱えているのも事実なので、学生からのお悩みや質問に対し共感することが多くありました。
こういった場は非常に有意義だと感じましたので、学生に向けて発信できることはしていきたいです。
はる
フランクなトークセッションだったので、あまり緊張することなく普段自分が考えていること・感じていることを話せたと思います。
当日は、聞かれそうな質問に対するざっくりとした答えを考えて、多くの質問に答えられるように臨みました。
40分という時間は少し物足りなく感じ、もっと多くのお悩みや質問に回答できればと思いました。延長戦があるとのことで、是非学生の皆さまに見ていただけたら嬉しいですね!
「#GMO悩み相談」延長戦!
「GMOのオールライトニッポン!」では参加者からX「#GMO悩み相談」で、たくさんのお悩み・質問をいただきました。今回は、当日時間の都合で回答できなかったお悩み・質問を、いくつかお答えします!
Q:入社してからのギャップとかは何かありましたか?
くろ
あまりなかったです!会社に所属している方のアウトプットを色々と見ていたのが良かったかも知れません。
たく
エンジニア内でのコミュニケーションに留まらず、他部署やクリエイティブの方とのMTGが多くあることに驚きました。
おかぴ
目標を立ててスケジュールを守りながらより高いアウトプットを出すことが求められるので、学生の頃以上に高い自己管理能力が求められます。また、自分の意見や取り組みを論理的に説明できる能力も必要と感じました。
はる
大きなギャップは特にありませんでした。
強いて言うなら、エンジニアは黙々と作業をするイメージでしたが、業務を進めていく上でそれなりのコミュニケーション力は必要だなと感じました。
Q:個人的に最近読んで感動した書籍やサイトを教えてください!
くろ
最近、ConoHaでKubernetes クラスターを組みたいと思っていたので、インターネット上で発見した沢山のサイトにお世話になっております!
おかぴ
ジョン・ウィリアムズ著の「STONER」。アメリカの青年が教師になる小説です。なんてことない日常の中に隠れる小さな幸せやざらざらした不幸せを体験できるユニークな小説です。美しい文体に非常に感動しました。
Q:GMOに入ってびっくりしたことはありますか?
くろ
外で見ているよりテクノロジーに対して、しっかりと向き合っていること。
たく
福利厚生の一環である「シナジーカフェ GMO Yours」にて、BarTimeでお酒が飲めること!
「GMO Yours」とは働く仲間同士が気軽に集まり交流を図ることができる、コミュニケーションスペースです。ランチタイムにはビュッフェが食べられ、金曜の夜はBarTimeに変身しお酒が飲み放題に!
おかぴ
GMOイズムが代表的ですが、確固たる理念のもとにGMOインターネットグループは成り立っています。普通の会社ならば意識しない細部まで徹底的に意識されているので、最初は驚くかもしれません。
はる
最新技術に対する敏捷性や柔軟性に驚きました。LLMなどの生成AIに関しても、現在のように流行り出す前の初期段階から重要性を認識し、社内への浸透化に努めていた記憶があります。
●登壇者それぞれが回答したい、気になる質問をピックアップしました!
Q:社内プレゼンなど、人前で自分の考えをアピールする時に心掛けていることは何ですか!
たく
結論ファースト!
自分が一番伝えたいことを最初に述べて相手に印象付けます。そのあとにスライド等を用いて詳しく説明してます。
GMOインターネットグループの企業理念を明文化した、「GMOイズム」にある「スピリットベンチャー宣言」にも記載があります。
Q:なにか今から4月までやるとしたら、何を皆さんやりますか?
おかぴ
自分で何か1つプロダクトを完成まで作ってみるといいと思います。誰も使わなかったとしても、リリースまで自分でやった経験は大きな自信になるはずです!
Q:GMOさんの現場で競プロは活きますか?
はる
間接的に活きると思います。
例えば、今後AIによる自動コード生成により、アルゴリズムについて意識しなくても現状最速/最適のものを選定してくれるようになるかもしれませんが、それに対する説明性や少し仕様が変わった時の柔軟性などは、アルゴリズムそのものの理解があるのとないのでは大きく異なると思います。
Q:現在16歳です、この先自分が進む道がわかりません。そんな状況の中どんなことを学んでいけばいいのでしょうか?今のうち学んでおいたら役に立つことなどを教えていただきたいです。
はる
16歳ということは高校生の方ですかね。私だったら、数学(線形代数/微分積分)などの理論的な部分の習得を頑張ると思います。プログラミングは大人になってからでも容易に習得できますが、大人になって基礎理論を勉強するのは大変なので。。。あとは、なんでも良いのでアウトプット(成果物を作る)する練習ができれば良いですね。
エンジニアを目指す学生へ
さいごに、これからエンジニアを目指す学生に向けて、それぞれメッセージをいただきました。
くろ
これからも学生生活を楽しみながら、自分がわくわくすることにどんどん挑戦していってください!
たく
春休みや夏休みなどの学生と同じくらいの長期休暇は社会人になると中々取ることが難しくなります。自己研鑽する時間に使っても良いし、友達と遊ぶ時間に使っても良いので一日一日を大切にしてください!
おかぴ
技術を高めるのも非常に大切ですが、学生の時にしかできない経験や時間を大切に過ごしてください。社会人になってからもその経験が必ず生きると思います!
はる
今後はAIの台頭によって、一般的なエンジニアの専門性は下がっていくと考えられます。そんな中で私が重要だと考えるのは、「純粋にものづくりが好き」というマインドです。もちろん最新技術を受け入れて技術研鑽をし続ける必要がありますが、このマインドがあればどのような技術進歩があっても、生き残っていけると思います。
アーカイブ
サポーターズ運営事務局より「GMOのオールライトニッポン! 〜若手エンジニアが現場のリアルを語ります〜」のアーカイブ映像が公開予定です。
公開次第、@GMOdev より告知予定!
まだ見ていない方、もう一度見たい方は是非ご覧ください。
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